配属発表まで残りわずかという人も多いこの季節。
地方に配属されることに恐れ慄いている皆様に悲報ですが、地方配属での1人暮らしは想像以上に大変です。
この記事では地方配属独身男性のリアルをお届けしていますので、地方配属の残念なところ3選をお届けします。
寂しさ
地方配属最大の敵はズバリ寂しさです。
縁もゆかりもない土地に1人で投げ出された20代前半は路頭に迷って当然だと思います。
地方の支店は東京などに比べると人数が少なく小規模なことが一般的です。
しかも同世代の人数も限られるので、日々の仕事でも気が休まることもなく平日の五日間を過ごさなければいけません。
そんな疲労の中でお家に帰っても一人きり。孤独を感じてしまうでしょう。
念願の週末が来ても友人はいない。やることもない。そんな一週間を過ごしていたら寂しさで気が狂いそうになります。
社交的な人であれば行きつけの居酒屋などを見つければまだ気が休まるかも知れませんが、お酒も好きじゃなく社交の場も苦手な人は孤独な生活になってしまいます。
お金が貯まらない
これは正直人によるかとは思いますが、私の場合は全くお金がたまりませんでした。
一般的に地方は物価が安く、お金がかからないというイメージがあると思います。
しかし、地方だからこその出費もそれなりに多くなります。
大前提、社会人で一番お金が貯まるのは実家で生活している人です。家賃や食費がかからないからです。地方に配属される人の多くは実家から離れることになると思います。その時点でそれなりの出費が必要になります。
また私の場合、寂しいという感情を癒すためにお酒にお金をかけたり買い物をすることで気分を紛らわすという行動をするということが判明しました。ショッピングなどをするとなんだか満たされた気分になりますからね。
加えて地方に配属されると帰省したくて堪らなくなります。
3連休があれば必ず帰るのですが、やはり交通費はそれなりにかかります。
首都圏に配属された人は、実家で生活し家賃なし、食費なし、帰省費用なしという生活になりますから、そのような人と比較したらお金は溜まりにくいというのが現実でしょう。
社内の人脈の少なさや自身の成長度合が不明になる
前述の通り地方の支社では、比較的人数が少なくなります。
そのため、他の部署の人との繋がりが弱くなるのは必然です。流れてくる情報も最新ではありません。
社内のことを理解するのにも、会社がどのように回っているかを理解するのにも時間を要してしまいます。
また、地方の支店などは売上が少ないこともあり、比較的仕事に慣れている人を任命し、少人数で仕事を回そうとすることが大半です。成長のために新入社員を配属することはありますが、比較的年齢層が高く、中堅層が少ない傾向にあります。
そのため、比較対象がおらず、数年後の自分の目指すべき姿なども想像ができなくなります。
自身がどれだけ出来ていればよくて、実際に自分がどこまでできているかがわからないという事態に陥ります。
まとめ
地方に配属されることはこのようなデメリットがありますが、「地方の支店は比較的人数が少ないため、仕事を多く任され、成長できる」のような良い点もあります。
とはいえ幸福度で言えば本社でぬくぬくやっている方が高い気がしてなりません。
この記事が地方配属に変な希望を抱いている人が、現実を体感して絶望することを防ぐ一助になればと思います。
さようなら